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行方不明高齢者に年金現況申告書

22010年10月1日現在、100歳以上高齢者は4万8000人、行方不明者は不明

★東京足立区の最高長寿の加藤宗現さんのミイラ遺体発見は年金なりすまし詐取事件となった。
故加藤さんの長女・真子(みちこ)容疑者(81)と、孫娘の登貴美容疑者(53)は、故人の年金915万円を不正に受け取った疑いで8月27日にお縄頂戴となってしまった。81歳の娘、53歳の孫の年金なりすまし詐取事件には、年金受給権者の生存の現況確認は限界があることを教えてくれたわけだが、終身年金がもつ悪魔の囁きの気味悪さも目にすることになった。

★日本年金機構は、全国の市区町村に100歳以上高齢者は4万8000人の「高齢者情報」の提供を請求し、行方不明の年金受給権者の家族には、「当該受給権者の生存の事実について確認できる書類」として「現況申告書」の提出をもとめることとなった。


★「真正な申告」でない疑わしいものには、機構の職員が個別訪問し、本人に面会を求め、生存事実の確認を行う。面会に応じなかった場合は、この10月からの年金の支給を停止にする。さて、この問題の根は深い。


★現在、年金受給権者の生存確認は、「住民基本ネット」とのリンクで自動的に実施されるようになっている。その昔は、誕生月に「現況届」の往復はがきを年金受給権者に送付し、市区町村で生存証明の印をもらい、社会保険庁に返信することになっていた。


★★現在は施設入所の年金受給権者には現況届を送付している。その数163万人という。このうち現況届の返信はあるが、受給権者が行方不明の場合は機構職員の面会訪問調査をすることになった。


★今回の全国同時100歳以上高齢者不明問題の発覚は、住民基本台帳がかなりいい加減だったこと。しかも、その昔の「現況届」は本人ではなく、なりすまし家族が代理で生存証明の印をもらい返信することも可能であったことから、100歳以上高齢者不明者ばかりか、家族によるなりすまし年金詐取はかなりの数に及ぶことが推定される。

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2010年09月02日 06:00に投稿されたエントリーのページです。

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