09年新築住宅着工件数78万8410戸、前年比27.8%
★街の大工さん、左官屋さん、仕事がなくてと、嘆くこと久しい。確かに、都内でも都市近郊の街々でも新築の戸建て住宅の建設現場を見かけること少なくなった。国土交通省の「平成21年建築着工統計調査報告」が1月29日公表されている。09年新築住宅着工件数78万8410戸は、「1964年の75万1429戸以来45年ぶりの低い水準」と朝日新聞1月30日号は報じる一方で、「消費者はローン不安を感じている人が多い」が「政府は景気対策で購入意欲をあおるが、『住宅は既に飽和状態』」と指摘している。
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今年も平均物価変動率▲0.3%超下落ならば来年は年金減額に
★2009年(H21)平均の全国消費者物価指数が総務省から1月29日に発表された。対前年比で物価変動率マイナス▲1.4%。2010年度の年金額は据え置きとなった。
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年払い口座振替で18万1200円が17万7400円、3800円のお得割引
★自営業者やフリーターには、この4月から引き上げられた国民年金保険料の納付は憂鬱である。それでなくとも収入200万円~300万円前後が圧倒的多数を占めるフリーランサーやフリーターにとっては、年間保険料18万1200円は過重な負担である。夫婦ともどもフリーランサーのお宅だと年間36万2400円は辛いものがある。そこで少しでも割引制度があれば是非に利用したいものだ。
2月1日厚労省公布の国民年金保険料「特割」料金をお知らせしておきたい。
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国民年金保険料納付時効2年を過去10年まで遡及追納案、なぜ40年でなく10年なのか?
★通常国会に年金カイゼン案あれどもどれもこれも、厚労省が予定していた既定方針通りである。ミスター年金、長妻厚労相のオリジナリティーはない。今国会174回通常国会に提出される「企業年金制度等の改善等を図るための確定拠出年金法等の一部を改正する法律案」、通称「年金カイゼン案」がある。この骨子をみてみよう。
まず、最大の眼目は「国民年金保険料の納付期間の延長」である。
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企業型確定拠出年金(DC)のマッチング拠出ようやく復活、2012年1月1日施行?
★昨年廃案になった「確定拠出年金(DC)法」カイゼン案がふたたび浮上した。もともと09年の税制改正で決まり2010年1月1日からの実施であったものだ。政権交代によって、今国会174回通常国会に再提出された「企業年金制度等の改善等を図るための確定拠出年金法等の一部を改正する法律案」によると、2012年(平成24)1月1日施行と2年遅れとなったわけだ。
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厚生年金基金解散「徳政令」復活、2011年(H23)年度中に実施
★厚生年金基金はこの17年間、常に大きな積立不足に悩んできた。1998年からは解散が相次ぎ、2001年には代行返上が認められ大手企業の多くは厚生年金基金を廃止した。さらにその後も解散、代行返上した企業が相次ぎ、2010年2月には609厚生年金基金にまでなってしまった。再提出された「企業年金制度等の改善等を図るための確定拠出年金法等の一部を改正する法律案」には、厚生年金基金の特例措置として解散「徳政令」が盛り込まれている。2005年~2007年(H19)に一度実施されたこの解散「徳政令」が復活しそうである。
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国家の破たん、緊縮財政策に反発で全土でゼネスト拡大
★ギリシャ政府の財政危機はユーロ経済クラッシュへの瀬戸際にある。政権交代で発覚したというギリシャ政府のこれまでの粉飾財政、巨額の財政赤字。国債発行を欧州連合の基準GDP比3%以内に圧縮するためには、新政権はなにがなんでも緊縮財政、財政再建を計らなくてはならない。その財政再建策は、公務員給与凍結、公務員定年退職年齢延長、公的年金受給年齢引き上げ、社会保障費削減とすすむはずだが、これに反発して、ギリシャ公務員労組が一斉ストライキ、航空便、鉄道、バスなど公共交通機関はストップ。官庁、学校、病院は休止。
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「結局損になる」と思う60.1%、「今後減ると思っている」93.5%
★民主党年金改革案はいまだ茫洋とした蜃気楼である。2月16日のHDS社45歳のライフプラン研修、「これから3年先にどんな年金に変わるのか、皆さんの未来に直結した問題」と言うと受講者の眼の色が変わる。人々に年金に対する漠然とした不安は深刻なのである。反面、それだけ人々の年金に対する期待も切実である。
週刊ダイヤモンド2月20日号、「年金の大誤解」アンケートから読める人々の年金に抱く想い、現行の年金制度にもっているネガティブ・イメージ。ニッポンの年金改革の方向は、この年金ネガティブマインドをどう逆転することができるかにかかっている。
★週刊ダイヤモンド2010年2月20日号カバー

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民主党年金改革案、どこをどう改革するのか?(その1)
★真情あふれる軽率さは悪くないようだ。脛かじり宰相・鳩山由紀夫君のお袋のヘソクリおねだり政治、それはそれでけっこう中高年主婦たちには可愛い軽率さとして許容範囲みたいだ。現役FPの某女史曰く、「実家の資産を取り崩しての政権交代、今時の政治家としては珍しい。他人にとやかく言われ筋合いでないよ。国家の機密費、数億円を最後の最後に持ち逃げした自民党・麻生太郎前首相、分けのわからないお金を無暗やたらに不動産投資して増殖させる小沢流蓄財政治よりまだましよ」とのことであった。鳩山さん、なんだかんだと言われながらシブトクやり過ごせるのもこうしたご婦人がたの声なき声があるのか?
しかし、民主党の軽率体質は罪作りなところがある。大衆迎合主義なのか、政治技法を衆愚政治一本槍と勘違いしているのか、人々の鼻先に甘い人参をぶらさげすぎる。民主党年金改革にもなぜか、そんな甘い人参の匂いがする。ところが、この甘い人参、年金改革のカタチ、現段階で2つのカタチが論じる人の好みで提示されている。
どれが民主党年金改革の構図、イメージなのか?
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民主党年金改革案、どこをどう改革するのか?(その2)
★民主党年金改革案は「スウェーデン方式」への移行と言われている。消費税でまかなう「最低保障年金」は月7万円。全納税者を対象にした保険料でまかなう「所得比例年金」。これ以上もこれ以下も現段階ではわからないが、ここにきてにわかに「民主党年金改革案」がマスメディアに取り上げられはじめた。さきがけの一弾目として、週刊ダイヤモンド2月20日号、特集「年金の大誤解」が編んだ民主党年金改革案の「裏話」が興味深い。
同誌は多岐にわたって現行年金制度の問題点、そして民主党年金改革案について触れながら、注目すべき「視点」を提示している。まず、民主党年金改革案を論じる前提として、この「視点」に触れておかなくてはならない。それは、やはり小沢一郎さんである。
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年間約186万円、月15万5000円?総務省統計局「平成21年・家計調査」速報
★総世帯の消費支出25万3720円は2008年(H20)より名目で2.9%減少。物価変動分を除いた実質で1.4%減少。勤労者世帯の世帯当たり月額平均収入は46万4649円で名目4.6%減少(実質3.1%減少)。勤労世帯の消費支出の平均は28万3685円、名目2.7%減少(実質1.2%減少)、平成20年以降の2年連続の減少する一方で、総務省統計局「平成21年・家計調査」では60歳以上年金受給者の可処分所得は増加の傾向を示している。
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民主党年金改革案、どこをどう改革するのか?(その3)
★「スウェーデン方式」民主党年金改革案の特徴は「所得比例年金」にある。
もし導入となれば、恐らく15歳以上の所得ある全納税者が対象になるのであろう。
現行制度では、勤労者(民間会社員も公務員)は勤めたその月から厚生年金、20歳の誕生日で国民年金に加入となっている。自営業者やフリーランサー、学生は20歳の誕生日で国民年金だけの加入である。厚生年金も国民年金の強制加入である。
これが、勤労者もパートも自営業者もフリーランサーも「所得比例年金」と「最低保障年金」の強制加入となるのが「スウェーデン方式」民主党年金改革案である。
さて、ここでいう「所得比例年金」の「所得」とは何を指すかが、今後の改革論議のなかでの焦点になる。まずは、現行年金制度の「所得」を把握しておく。
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民主党年金改革案、どこをどう改革するのか?(その4)
★民主党年金改革案「所得比例年金」は、いかなる「所得」をもって「所得比例」とするのか?
思いつくままではあるが、今後の年金論争で争点となるであろう「所得比例年金」の「所得」の定義とその制度反映を、やや乱暴な側面はあるが大まかに推論してみたい。
まず、推定できる「所得」のカタチは5案程度あるのではないだろうか?
1案>現行厚生年金の標準報酬月額式。
2案>勤労者は税引き前労務所得の総額、自営業者は「みなし」税引き前労務所得。
3案>勤労者は給与所得控除後の労務所得、自営業者やフリーランサーは経費控除後の所得。
4案>所得税との一体徴収を制度改革の本分とするためすべての所得。勤労所得と従たる所得である利子所得、不動産所得、講演・原稿料など含めた総所得とする。
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民主党年金改革案、どこをどう改革するのか?(その5)
★民主党「所得比例年金」導入の大きな壁は個人自営業者の「給与所得」である。
前号では、個人自営業者も勤労者も同じ「所得」として、勤労者と同じ「標準報酬額」としてその負担を一律に割り出して検証した。しかし、個人自営業者の「給与所得」は勤労者と同じように定期的支給というわけではない。総収入から経費と租税公課を引いた残りのお金が、個人自営業者の「給与所得」である。
「所得比例年金」の保険料を払いたくないと思えば、経費を増やし、自分の「給与所得」を小さく、または「無報酬」とすることもできる。
勤労者と同じような「給与所得」を対象とする「所得比例年金」にするならば、自営業者にもある一定の「給与所得」のルールを決めることになる。それは、自営業者の「給与所得」を半ば強制的に捕捉する方法が推定できる。
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民主党年金改革案、どこをどう改革するのか?(その6)
★自営業者にも「所得比例年金」、その「所得」の概念を考えていけばいくほど眼がくらんでくる。勤労者も自営業者も、専業主婦も、公務員も共通した制度に「一元化」するというコンセプトとして「所得比例年金」を掲げた民主党年金改革は「失敗」ではないかという思いがつのる。「所得」の概念を勤労者も自営業者も「共通」のものにしない限り、「所得比例年金」は成立しない。しかし、そこをなんとか「共通」化する方法があるらしい、と思わせる「所得」があるが、それは可能か?
それは、2月24日に掲載した本ブログの3案である。
3案>勤労者は給与所得控除後の所得、自営業者やフリーランサーは経費控除後の所得。
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