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未来年収の「見える化」が必要だ

★職場に生活上手、生活の達人のような人がいなくなった。会社に勤めたらまず100万円をためること。給与天引きで毎月8万円積立ていけば1年で約100万円、5年で500万円の預金があれば、生活に幅ができる、人間に矯め、人との付き合いに糊白ができる。貯金は複利の積立。金がなくても、この人と思ったら即結婚。妻は料理が上手で、貯金が好きで、お互いの親を大切にしてくれる人なら大丈夫。一人扶ちより二人扶ち、夫妻は負債ではない、夫婦は資産の原点。こんな説教とも訓導ともつかない生活の極意を教えてくれた先輩がいたものだ。

★「金がないなら結婚は無理だがな」と、のたまった元首相麻生さんみたいなオッサンはいなかた。昔のニッポンの職場はよかった、と言うのではない。
生活とは或る意味で世代伝承のようなところがある。若い人は、苦労人の職場のオヤジさんから、こういう仕事ができるようになったらこのぐらいの給与取にはなれる。課長にも部長にもなれると教えられたものだ。職場とは活きた「生活」と「人生」の道場だった。

★今の自分の会社、10年後、あなたはどのくらいの稼ぎになっているか?と聞かれて、「はい、40歳の私は年収手取り500万円ぐらいにはなっているとおもいます」と明快に答えられる若い人は稀である。
2000年代に入って、年功序列給与体系から成果実績給体系になって、確かに、成果貢献で年収がリンクされるようになった。しかし、どうも、自分の仕事と報酬の相関性がよくわからないという声をよく聞く。また、今の報酬額がこのまま続くとあきらめているのか、満足しているのか、未来の年収のイメージもつかんでいないようだ。これでは、自分の仕事、会社の業績、自分の未来年収の目標もかかげようがない。生活の幅をどう広げていくかもわからない。

★電車の中吊広告にある雑誌「プレジテント」にある『年収1000万円の「ジリ貧」家族vs 年収300万円の「安心」家族 .』をみて、今の若者は何を思うのか。どうも、この雑誌などにみる会社別給与ランキングをみるにつけ、人々の見栄とジェラシーをくすぐるものでしかない。今いる会社での未来年収を自分なりの描いてみることが大切だと切に思う。

★若者にとっては、とくに、「未来年収」がみえなくなったようだ。30歳のあなたがあなたのイメージにある仕事、5年後、10年後、20年後の「めざしたい年収」イメージを提示することで、稼いで、貯めて、徐々に生活空間を拡げていく自分のライフプランはカタチになっていく。企業は、もっと、具体的に「未来給与」を個々人に見せていくことを提案したい。

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2009年10月28日 07:00に投稿されたエントリーのページです。

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