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厚生年金長期加入、継続雇用は断然有利である(2)

★60歳からは「継続雇用」か、「アルバイト生活」か、「完全年金生活」か。
それぞれの手取り額の概算比較をしてみよう。条件はさまざまであるが、年収実額では「アルバイト生活」で年金とアルバイト代で年収374万円、「継続雇用」で報酬比例年金と給与年180万円で年収357万円の場合でみてみよう。額面年収でマイナス17万円でも手取り額では、「継続雇用」は断然有利である。

★厚生年金44年の長期加入者は60歳から満額の年金をうけられる。或る人は「特別支給の老齢厚生年金(報酬比例部分)」150万円、「定額部分」79万円、「合計年金額」229万円である。もし、配偶者が65歳未満ならば加給年金39万円が付加されて268万円となる。

★継続雇用の条件は賞与なしで月額給与15万円、年収180万円。
ただし、そしてここで肝心なのが、特別支給の老齢厚生年金(報酬比例部分)」150万円となる点である。
さらに、雇用保険から高年齢雇用継続給付金が支給される、これが年間約27万円とする。年収総額は357万円、社会保険料と税金などを概算でもとめると、手取りは301万円。

★「アルバイト生活」では、アルバイト代を年収106万円、年金額は268万円、総額374万円。しかし、手取りは概算で282万円。

★継続雇用との手取りの差額は、マイナス19万円。少々のアルバイト生活では年収180万円の賃金の継続雇用には勝てない。

★「完全年金生活」は年収268万円。手取り概算は187万円。

★税金は、概算として所得税・市民税は5%共通とした。
やはり、社会保険料の違いが大きい。「継続雇用」の場合は政管健保・厚生年金・雇用保険。「アルバイト生活」と「完全年金生活」は国民健康保険、配偶者の国民年金保険料(夫がフリーになると配偶者は3号から1号となって保険料納付)となる。

年収総額では「アルバイト生活」よりマイナス17万円の継続雇用であるが、勤労者が加入する社会保険制度は圧倒的に有利なのである。

★さらに「継続雇用」の場合は、さらに継続雇用した分、老齢厚生年金が増えるというメリットもある。

★今回の概算比較では、本人の企業年金はなし、配偶者の年金と賃金はゼロとし、金融資産からの取り崩しもなしとした。

★参考までに、「継続雇用」「アルバイト生活」「完全年金生活」の概算手取り比較表を掲載する。

国民健康保険料もほぼ概算的に年36万円とした。退職後2年間は健保の任意継続被保険者という方法もある。この場合は国民健康保険とした。なお、政管健保の任意継続被保険者の保険料は上限が、年間約28万円弱である。
国民健康保険は要注意である。市区町村によってその保険料は天と地ほどの違いがある。事前の調査を欠かせない。

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※㈱日本生活設計制作・不許複製090901


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2009年09月15日 05:34に投稿されたエントリーのページです。

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