★2009年度から定年直前セミナーを実施する企業がふえている。神奈川県にあるHDS社、50歳から59歳までの社員向けの「セカンドライフプランセミナー」の全国規模で開催。9月2日のセミナーは25名の受講者、夫婦での参加者もいる。
★最近のセミナーの特徴は、「ねんきん特別便」、「ねんきん定期便」を持参し、その見方、記録の調べ方を聞いてくる人が増えている。さらには、事前に社会保険事務所に行って、厚生年金、国民年金の「見込み年金額」を調べてくる人も増えている。
★2004年以降、会社の退職金や企業年金はポイント制、企業年金はキャッシュ・バランスプラン、確定拠出年金(DC)と制度が多岐にわたっている。受ける側も理解するのは大変である。ここは、「企業年金額」「確定拠出年金(DC)額」を自分なりに「見込み計算」をすることで、きわめて制度理解はすすむ。
★定年直前セミナーでは、こうした「見込み年金額」データを使って各人の家計3表、家計決算書、長期家計プラン、資産配分表を作成する。60歳から65歳、70歳とすすむと、誰もが溜息がでるぐらいに、所得の縮小に愕然とすることになる。
★ここからが、定年後のライフプランの醍醐味である。定年後はキャッシュフローが命である。資産の有効活用、定年後の仕事、生活のスリム化から「現金力」を高めていく。生活は創意工夫、各人のライフ・クリエイティブの力が蘇生してくる。
★不安は自信に変わる。「見えない、恐くて考えたくもなかった定年後。何とかやれそうなことが分かっただけでも参加してよかった」
そんな受講者の感想を聞くと、講師冥利につきる一日であった。
年金お助けBOOK 2008-2009年版
適格年金のやめ方