★鈴木恒夫さん、68歳、自民党衆議院議員であった。神奈川7区、横浜市港北区・都筑区・緑区を地盤に6期18年、新自由クラブ、自民党ですごし、最後は文部科学相をちょっとだけ就任。すでに2年前から次期衆院選は出馬せず、引退を表明していた。
★朝日新聞8月11日号「引退議員に聞く」で「自民党」という政治集団、さらには政治家という職業人材を内部から興味深い分析をしている。
「自民党の政治そのものに寛容度があった」
「今は極端に走る」
「人材の劣化が原因だ」
「田中角栄氏が自民党政治のピーク」
「結局劣化の下降線をたどっている」
「民主党はじめ野党も決して上昇していない」
「全体的に地盤沈下している」
★政治家の「品質向上」、若返り、これでけを計るためにもやはり「政権交代」は必要なのだ、とは恒さんは言っていないが、以心伝心、そういう心意気が伝わってくる話だ。
★政治家としては文教族として地味な役割が多く、ほとんど目立たない人だった。
対日教組封じに血眼になっていた自民党文教族にあって、教育現場の和合を計り、教育の活性化に取り組んできたといえよう。
★どちらかというと派手で、見栄張り、アジテーションが好きな浜っ子にしては珍しい人だった。地元でも利益誘導的な政治活動、権勢拡大をするわけでもなく、国政一筋だった。
★今の民主党の鳩山由紀夫さんらが自民党を割って「新党さきがけ」をつくった時は、本当に、自民党さよならをしたかったようだが、親分・河野洋平さんに泣かれて口説かれて、自民党を終の棲家にしてしまった。
★筆者にとっては姻戚関係にあたるからヨイショするわけではない。
横浜は大倉山、駒岡の旧家の出自だが、国会議員は一代限りの意思を貫いた。
心秘かに拍手を送りたい。
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