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平均余命男性84歳、女性89歳、働くことしか才能がないのか?

★麻生首相「高齢者は働くことしか才能がない」と失言してしまったのは、先週の土曜日、7月25日、横浜市内で開かれた日本青年会議所の会合でのことだった。
以下、同日配信の 関西テレビのネット記事から引用。
「日本という国は、高齢者、いわゆる65歳以上の人たちが元気。その元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さんと違って、働くことしか才能がないと思ってください」「80歳をすぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら、青年会議所にいる間のときぐらい」とも喋ってしまったそうだ。
麻生さん本人は、聴衆を笑わす「ジョーク」のつもりだったようだ。この宰相、表現力が今ひとつ乏しいのか、ジョークがすべて失言となってしまう癖がある。

★働くことしか才能がないという高齢者は何歳まで生きるのか?7月16日、厚労省統計情報部公表の「平成20年簡易生命表」のポイントをまとめておこう。

★「平成20年簡易生命表」のポイント

●平均寿命は、男性で79.29歳、女性で86.05歳。過去最高齢を更新中である。
●65歳からの平均余命は、男性で18.6年、女性で23.64年。現在65歳以上の厚生年金年金受給者は、男性で約24年間の年金生活となる。
●75歳まで生存できる確率は、男性の71%、女性の86%。
●三大死因(悪性新生物=癌など、心疾患=心筋梗塞など、脳血管疾患=脳梗塞など)は、65歳で約52%、75歳で約50%であるという。

★ここから、閑談余話。

★麻生首相の出自である九州福岡は飯塚の麻生セメントなどを中核とする麻生コンツェルの企業理念をみてみよう。

『私たちは「生きがい産業」-例えば、健やかに老いる・暮らす・働く・学ぶ・コミュニケーションする等々-に関しても、これまで以上に取り組み、さらなる価値を創造し、地域社会に貢献することを目指します』とある。
今の事業コアは、麻生家の病院、飯塚病院であるらしい。この病院の品質評価は高い。

★折角に「健やかに老いる・暮らす・働く・学ぶ・コミュニケーションする」を「生きがい」と定義した「品格」ある企業理念を掲げているわけだから、兄貴である太郎首相には、「高齢者は働くことしか才能がない」」「その元気な高齢者をいかに使うか」などと、品性を疑われるようなこと言ってほしくなかった。

これでは、日々、麻生コンツェルの事業経営に苦労している太郎首相の弟でもある社長・麻生泰さんが可哀そうである。
実際の事業は立派なのに、なぜに、兄貴は東京に出て、政治の世界にはまると頓珍漢なことを言う羽目になってしまうのか、不思議な思いがある。

★麻生飯塚病院の経営手法は間違っていないばかりか、筑豊炭鉱廃業、生活保護世帯の増大、飲み屋とパチンコ屋が栄えるような街で、雇用を創出しているかすかな希望でもある。当主、社長・麻生泰さんのメッセージである。

「看護師やコメディカルのスタッフは、60才の定年後も元気なら70才後半まで在宅介護や人間ドックの職場、健康管理分野、或いは教育スタッフとして勤務することが可能です。このような生涯現役の仕事を創り出すことで医療職場への魅力向上策の実績を筑豊や福岡で上げていくことが出来れば、これも高齢化社会の中の一つの新しい地域作りとしてフロム福岡のケースになるのです」

なるほど、麻生太郎さんが眼にしてきた高齢者は、「いわゆる65歳以上の人たちが元気」に働く自分の病院だったようだ。しかし、筆者が知る医療機関で働く高齢者たち、年金も少なく働かないと生活できないという人たちが多いのが実情のようだ。医療機関側も若い医療スタッフは集まらず、長続きしない、苦肉の策で高齢者雇用になっているのである。

★太郎首相、もし仮に8月30日衆議院選挙、自民党敗北、首相引退の暁には、故郷筑豊の飯塚に帰り、70歳の高齢者として元気に介護や育児事業に「生涯現役」で精をだしていただきたいものだ。

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2009年07月31日 06:26に投稿されたエントリーのページです。

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