★回答なしが約3000万件、宛先不明が249万件の「ねんきん特別便」である。
7月13日に開かれた第9回「年金業務・社会保険庁監視委員会」(葛西敬之委員長)で公表された。09年5月末までの「ねんきん定期便」、社会保険庁による年金記録の統合等に係る作業報告書である。
★配布された「ねんきん特別便」は約1億9百万人。回答があったのは約7754万件で73%。うち現在調査中のものは613万件。09年3月末から約56万人が処理されたそうだ。これをもって、週刊「年金実務」(社保庁業界紙)は「記録解明の調査作業は着実に進んでいる」と評価している。本当だろうか?
★未回答約3000万件で約27%、未送付249万件、この未達は深刻である。
08年「ねんきん特別便」から09年「ねんきん定期便」に「進化」した現在でもこの未回答、未送付問題は解決されていないはずである。
なぜ年金業務・社会保険庁監視委員会は「対策」を練らないのであろうか?
年金記録問題に無関心をきめこむ、または年金記録に住所もない制度疎外階層こそ「年金」は大切なのである。鐘や太鼓とはいわないが、テレビやネットでもっと熱心に呼びかける。企業に積極的に「ねんきん特別便」「ねんきん定期便」への対応を促す。方法はいくらでもある。
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