★個人型確定拠出年金(DC)に積極的に加入している人は、手数料、管理手数料の「格安」金融機関を実によく調べている。その一人であるフリー・ライターのTさんから教えられた格安、個人型確定拠出年金(DC)運営管理機関を紹介しておきたい。
★個人型確定拠出年金(DC)加入する場合の格安ベスト3。費用内訳は初期費用と毎月払うランニング費用。金額は税込みである。
(1)スルガ銀行
・初期費用は国民年金基金連合会手数料2000円、運営管理機関手数料は無料
・ランニングコスト 月額163円、年間1956円
※ただし、運用だけする運用指図者や年金受給者で年金資産50万円未満の場合は、月額325円、年3900円。年金受給者で年金資産残高50万円以上の場合、月額63円、年756円と同行のHPにある。本当だろうか?本当だとすると、信じられない安さである。さすが、静岡は駿河の人は違うなどと思ってしまう。確かに年金の振込み手数料一回420円はかかるが、年一回払いにすればいいわけだから、これは企業型で年金受給を迎える人は研究の余地がおおいにある。
(2)SBI証券
・初期費用は国民年金基金連合会手数料2000円、運営管理機関手数料は1050円
・ランニングコスト(年金資産残高50万円以上) 月額163円、年間1956円※1
・ランニングコスト(年金資産残高50万円未満) 月額478円、年間5736円
※1:これは他の運営管理機関から資産を持ち込んだ場合なのか、年金資産残高が50万円以上になるとコストダウンされるのかは、現段階では調査中。
(3)鹿児島銀行
・初期費用は国民年金基金連合会手数料2000円、運営管理機関手数料は無料
・ランニングコスト 月額470円、年間5640円
●モーニングスターのホームページで「手数料比較」を!
★個人型確定拠出年金(DC)の金融機関(運営管理機関)の手数料を調べるには、モーニングスターのホームページが便利であるが、実際には、直接、各金融機関にアクセスして資料を取り寄せ、判らない点は電話して確認してほしい。
http://www.benefit401k.com/Morningstar/401k-PortabilityGuide/doc/select_03.html
★スルガ銀行が際立っている。余りにも安すぎる。当方は同行と何の縁もゆかりもないが、いささか心配になる。「スルガ銀行さん、大丈夫なの?」と聞きたくなるぐらい安い。
●なんとかならないのか!国民年金基金連合会手数料2000円
★ところで、国民年金基金連合会手数料2000円、これは無駄である。
そもそもが、国民年金基金連合会、厚労省創作、自営業者を対象にした地域・職域国民年金基金の上部機関である。この機関、一向に加入者増えず、運用も冴えず、今やお先真っ暗と言われている(実際にその組織の職員が筆者にそう言っていた)。
確定拠出年金の中途脱退者の受け入れ先として国民年金基金連合会とし、あわよくば社保庁天下り先を増やしていきたい意図まるみえのスキームである。
企業年金連合会、中退金共済、国民年金基金など日本では退職給付制度の受け入れ先が多すぎる。筆者はその昔から、これらは社会保険庁の付帯業務でできるはずであり、公的年金・企業年金・中退金の一元管理をやるべきである。
公的年金と私的年金である企業年金は別種のモノといった石頭の年金オヤジがいたが、加入者にしたら、企業年金も確定拠出年金も中退金も、公的年金の不足分を補う、国家が受給権を保証した年金制度である。根っこは同じである。監督官庁も同じである。
加入者データも基礎年金番号、ひとつでスルーでき、窓口も一元化することができる。企業年金の請求漏れ、確定拠出年金の資産放棄の多くは防げる。長妻さん、この件、重要な年金改革のひとつです。
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