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老後生計費、月額約28万円~31万円強か?

★老後は幾らの生活費があればいいのか?先週は、国の年金額実態をみてきた。男性で平均年金月額約16万円、女性で9万円。夫婦共働きなら夫65歳、妻62歳あたりで夫婦の年金月額約25万円。妻が専業主婦一筋の場合、妻65になって夫婦の年金月額約23万円。さて、この年金額で老後の暮らしをどこまで賄うことができるのか?今週は、直近09年3月の老後生計費をもとに「実際的老後生活費」を組み立ててみよう。

★日本で標準的な老後生計費を推計するには、総務省の家計調査年報のほかに参考となるデータが実に少ない。本稿では、総務省が公表している09年3月家計調査年報速報のうち全世帯平均のなかにある60歳から69歳世帯の老後生計費を中心にまとめておこう。

★夫婦二人の家庭、持家率90%といったケースのモデル的な老後生計費は、総額は月額28万4461円の消費支出から、その内訳をみておこう。

★支出項目:平均消費支出
1>食費:67,679円
2>光熱・水道:26,668円
3>家具・家事用品:8,528円
4>被服および履物:8,827円
5>保健医療:14,505円
6>交通・通信:36,214円
7>教養娯楽:28,502円
8>交際費:39,437円
9>住居費:11,173円
10>その他(理美容・小遣い等):42,928円
合計:284,461円

★60歳から69歳、老後生計費合計:284,461円でご注意いただきたいのは、可処分所得からの消費支出であること。ここには、国民健康保険・介護保険・妻の国民年金(妻が60歳未満の場合)などの社会保険料、所得税、市県民税、固定資産税など租税公課はふくまれていない。
これをどの程度見込かが重要になる。年金所得が平均年金月額約16万円、年192万円、大よそこの15%程度を租税公課と見込めば、月2万4000円、年28万8000円。この社会保険料と税金を老後生計費に加えると、老後必要経費は、約30万8000円となる。約31万円である。
所得額によってことなるが、総年収の10%・15%・20%程度が租税公課率といわれている。

★高額年金生活者のクラスになる年金月額約25万円~約23万円でも、月々約6万円~8万円の家計の赤字を強いられることになる。年間80万円から100万円程度の企業年金か、金融資産からの取崩しがないとすると、日本の老人は、60台半ばでほとんどの人が生活破産者になってしまう。

★なお、70歳以降の老後生計費は、総額は月額24万7577円となっている。60歳~69歳、70歳以上の老後生計費の図表を下記にまとめておこう。

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2009年05月18日 06:31に投稿されたエントリーのページです。

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