★なれない人にはパズルを解くような「ねんきん定期便」である。
まわりに年金に詳しい人がいない、または他人に知られず密かに年金加入期間を確認したいが、忙しくてなかなか社会保険事務所まで行っていられない。こんな人は、街の社会保険労務士を活用することをお勧めしたい。
ただし、社会保険労務士とはいえ、誰もが年金に詳しいわけではない。
ここでは、社労士選びのコツをやや独断的にあげておきたい。
★社労士選びのコツ
1.年金に詳しい社労士かどうかは、最初にズバリ、「年金は得意ですか?」と率直に聞いてみよう。
「いや、私は労働保険専門で・・」という社労士もいる。社労士といえども、得意不得意があるから、ともかく得意科目を聞くことである。
最近は、ネットに社労士のホームページがたくさんあるから、閲覧して探す手もある。ただ、これは結構、若い社労士が多い。
高齢だが、年金に詳しいという個人でコツコツやっている社労士もいる。
社会保険事務所の窓口で紹介してもらう手もあるようだ。
2.まず、「ねんきん定期便」だけの確認を依頼した場合、報酬はいくらぐらいか?を聞く。
一概に幾らという規定はない。
東京都内の某社労士にたずねたところ、「年金手続き代行は2万~3万円、それに交通費実費。複雑な年金調べだと、それに日当(1日分として1万5千円程度)を付加してもらう場合、または成功報酬として支給年金額の10%程度という社労士もいるようだ」との答えが返ってきた。
いずれにしても、はじめに社労士の「報酬」を確認してから依頼することをおすすめしたい。
「報酬」の見積書を出してもらうこともおすすめしたい。最近は、弁護士でも社労士でも事前に「見積書」をくれるものだ。
3.委任契約をしても全額を払ってはいけない。
着手金で1万円程度というのが、常識である。残りは依頼業務が完了してから払うことが正しい。途中にあれこれ請求はないですね?と念をおしておくことも忘れずに!
4.最近は、なりすまし振り込め詐欺が横行している。社労士なりすましには注意。まず、資格身分証明票の確認をすること。さらに、今一つ疑わしければ、各都道府県の社会保険労務士会に問い合わせ、登録社労士かどうかを確認してから依頼しても遅くはない。
※各都道府県の社会保険労務士会の問い合わせ先
http://www.shakaihokenroumushi.jp/footer/list/
5.58歳以上で年金受給近くなってきたら、近くの金融機関に相談する。
街の金融機関は、「年金受給口座獲得」に熱心である。
大手都銀よりも、地方銀行、信用金庫、信用組合、農協などはひときわ熱心である。こうした金融機関は、街の社会保険労務士と顧問契約しているので、年金記録確認から年金請求の代行までやってくれる。
料金は、無料が大かたである。
ただし、その金融機関に口座をもち、年金振り込む先口座に指定しなくてはならない。
※なお、「親切な金融機関」が無料で年金手続きをやってくれた「お礼」に、預金以外に「●●投資信託」「●●変額年金」「●●保険」などをすすめらても買ってはいけない。
銀行などの「窓販」の投資信託は、手数料は高くパフォーマンスは低いというのが常識。
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