★不思議な国、ニッポンの老後の不安である。
朝の電車のなかで若い二人のサラリーマンの「年金はあてにできない。親父もたいしてもらってないみたいだし・・」といった会話が耳に入った。あらためて内閣府の2008年(H20)6月調査「国民生活に関す世論調査」を眺めてみる。
複数回答のこの調査のうち悩みや不安について、35歳にして「今後の収入や資産の見通し」が断トツの59%、その次が「老後の設計」が53%、「現在の収入や資産」が42%と続く。ちなみに、この世代の「勤務先での仕事や人間関係について」悩みや不安を抱えるが21%であるから、若年にして老後を悩む現代ニッポンの社会現象をどうみるか?不思議な想いは強くなる。
★悩みと不安のうち「老後の設計」は、年齢とともに上がっていくが、55歳~59歳でピーク75%となる。この数年の傾向として60歳、70歳でも驚くことなかれ、老後不安が小さくならないことである。
悩みや不安があるのは人間の証とはいえ、人生の最晩節をむかえて、未だなお老後が不安というブラック・ユーモアはどこからくるのであろうか?
●内閣府:2008年(H20)6月調査「国民生活に関す世論調査」
「35歳~39歳の悩みと不安」

「世代別・老後の設計への悩みと不安」

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