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年金額の再裁定待ち74万件

★年金受給者は怒っている。自分の年金記録はいいかげんに管理され、ねんきん特別便で訂正を求めたら、第三者委員会に申請と言われ、なんだかんだ数か月のお裁きをうけて、ようやく保険料未納記録は、正しく納付されていた納付期間と認定された。
しかし、すでに半年近くたっても、その期間分の年金、新たな年金額の通知すらきていないという。これは、実際に我が親族で起こっていることである。
1月13日社会保険庁は、民主党に年金額の再裁定が上手くいっていなことを公表した。08年1月~10月に年金受給者の年金記録の間違いが93万6千件発見された。このうち、再裁定され、新たな年金額が確定したのが約20万件で、未だ再裁定が終わっていないのは73万8千件(08年10月現在)もあるとのことである。

★再裁定作業が滞っている原因は、「漏れが訂正された記録が雪だるま式に増えているため」(朝日新聞10月14日号)、社保庁の担当職員が圧倒的に足りない現実にあるようだ。同紙によると、「社保庁は担当職員を現在の280人から今年1~3月に310人程度増やす計画」「ただ、実際に人手を確保できるかどうかは不透明だ」「増員分を各地の社保事務所職員の応援や派遣職員を充てる」「しかし、今度は社保事務所が手がける記録訂正の作業が滞ることになる」。

★現実に、社会保険庁の業務センターが「再裁定を受け付けてから、本人に本来の年金額が支払われるまで、平均約7カ月かかり、1年以上かかる例もある」と、朝日新聞10月14日号で同紙・高橋福子記者は記す。

★民主党は正式に再裁定が決定されるまで「年金仮払い」を主張してきた。これまで処理が複雑と拒否してきた政府・自民党は、1月14日、「対応策として正しい年金の一部をいったん仮払い支給する検討を始めた」、と産経新聞ネットニュースは伝えている。
これも年内に予定されている衆議院選挙対策、怒れる老人への慰撫策ともとれる政権与党の一貫性のない政策である。

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2009年01月15日 07:01に投稿されたエントリーのページです。

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