★企業年金資産運用の苦闘が続いている。日経新聞09年1月4日号は、格付投資情報センター(R&I)が集計した約140の確定給付企業年金、08年4月から11月までの運用実績を伝えている。「運用利回りはマイナス16%」「国内債券はプラス0.3%を確保したものの、国内株式がマイナス31%」「外国株式がマイナス40%」「外国債券もマイナス14%」、もはや信じられるのは現金で保有し続ける他に術がないところまで追い込まれている。
★「日本航空は09年3月期末に積立不足が2820億円程度と期初予想に比べて約380億円増える見通し」(同紙)というように、各企業の年金運用の損失拡大は企業の屋台骨を揺るがすところまできている。同紙が伝える各企業の資産運用見直しの傾向と対策をまとめておこう。
★日立製作所は、08年9月のリーマンショック以降、「毎月約100億円の掛金は現金か債券に配分」「株式投資を凍結」。
★三菱レーヨンは、「国内株式の割合を昨年9月末までの半年で半分の15%に引下げ、債券などへ資金を移動」
★住生活グループは、「約600億円の年金資産のほぼすべてを1%強の運用利回りを保証する生命保険会社の一般勘定に振り向けた」
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