★都内の幾つかのハローワークや再就職支援会社で再就職相談をやっている昔の知人に電話で聞いてみた。
●現在、再就職、求人、求職状況はどうですか?
「まだ、地域によって違うとおもいますが、この金融危機でリストラされた方が、まだハローワークの押し寄せている状況ではない。年を越して、2月から春にむけて、どっと来るのではないかと思いますよ」
●リストラされてから再就職はすぐ決まりますか?
「すぐに決まるケースは珍しいぐらい。情報通信や医療・介護などで技能資格と経験があれば、今でも引く手あまた。しかし、ただ、会社に勤めていた経験ではどうにもなりません。これは今にはじまったことではないですが・・・・。最悪2年から3年の失業を覚悟する必要がありそうです。」
「年齢、職種、産業によるが、選り好みしなければ35歳までなら6ヶ月以内でなんとかなります。40歳台、50歳台となると、ハードルはきわめて高い」
「2年前までは、中高年社員を吸収してきたタクシー業界も、今は台数減に転じているのできわめて厳しい」
●ならば、40歳台、50歳台でリストラ後に再就職するとなると、どんな産業があるのか?
「ハローワークや新聞求人欄では、ほとんど絶望的です」
「地方へ行けばいくほど、有効求人倍率は低く、絶望度はさらに深刻ではないでしょうか」
現状で個人がとりえるリストラ対策、自らができる仕事再開発は限定的である。
1、35歳±2歳ぐらいまでなら、現在の会社の先行き不透明度が増殖しているならば、密かに再就職活動をはじめておくことが肝要だ。
2、まだ会社から解雇通知ないなら、今からでも遅くない。ただちに、技能アップに励むことだ。できたら自分格付をアップするためにも、なんでもいいから資格をとっておくことを重要だが、自分の今の仕事の実績と技能を整理してみるだけでも、結構、なにができて、なにができないかがわかるものだ。
3、40歳台、50歳台、どうもここはジタバタしてもはじまらないと覚悟が必要なようだ。最悪、3年近い失業長期化もありえると思いたい。もし、なんとか、3年強を耐え忍べる生活資金があるならば、新たな仕事の技術を身につける以外にない。
4、ただし、こういうドン詰まり状態のときこそ、「縁故」が重要である。親戚、友人、得意先、昔の上司や部下など自分のネットワークを総動員してみることも提案したい。そもそも、中高年社員や高齢社員の「再就職」の糸口は、4割近くが「縁故」というデータもある。
5、なにも起業などと大げさに考えなくとも、手軽な自営業を始めることもひとつの選択肢だ。
筆者の住む街に、自宅を簡単に改造して、焼き鳥屋をはじめた人がいた。昼過ぎから夕方まではテイクアウト専門、夜10時頃までは、一杯飲み屋をやっていた。数年やって、今は閉店したようだが、ともかく数年は結構、流行っていたところをみると、期間限定の「商売」と見極めていた節がある。
ともかく、なんでもやってみる、そんな心意気しか、この困難な時代を乗り切る術はない。
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