★竹川美奈子さんは、昨年、「投資信託にだまされるな!」(ダイヤモンド社発行)を上梓。20数万部売ったというから、この手の投資本ではベストセラーである。歯に衣着せぬ、投資信託の選び方、恐らくは今、これを読んでおけば、財産を半分にすることもなかったと、臍を噛んでいる方は多数いると思う。今からでも、遅くないので、投資信託を持っている方、これから確定拠出年金などの運用で投資信託を加えてみようという方は、一度、是非、「投資信託にだまされるな!」(ダイヤモンド社発行)を読むことをお勧めする。

11月17日は、H社のHLP研修、当社の講師陣である斎藤正人さん、筆者らに、竹川美奈子さんも加わっていただいた。朝9時30分から夕方17時半まで一日、65名の社員の熱心な受講ぶりに、竹川美奈子さんは、テキストに加えて、大変、わかりやすい提案をしていたので紹介したい。
●投資の基本は?
「守る」と「攻める」と、基本スタンスを大きく2つにわける
●「守る」基本スタンスとは?
1.60歳定年退職時の家計のバランスシート健全化
・資産と負債の関係、「負債」は限りなくゼロにする
2.家計支出のコントロール
・毎月、毎年の収入と支出の黒字化
・黒字のお金を「使途不明金」にしない
・「使途不明金」をかならず、資産に「配分」する
3.だまされない!
・特に「レバレッジ」をきかせる運用商品、証拠金取引や信用取引などには手をださない
4.退職金はすぐにつかわない
・いきなり大きなお金が入ると気持ちも大きくなる
・定年即老後と思い、すぐに家をバリアフリーのリフォーム。手すりだらけにしたのはいいが、最後まで一度も手すりのご厄介にならなかったという話をよく聞く。
・ともかく、定年から数ヶ月、頭も心もクールになったら、使い道をはっきりさせてからが基本
●「攻める」基本スタンスとは?
1.シンプル・低コスト
・投資信託はインデックスファンドをコアに
・運用手数料は1%以下が基準
2.分散をする
・日本株、国内債券、外国債券、外国株、保険、預金などに資産を分散
・時間を分散
4.長期運用
・3年以上、5年以上、ジックリ、ゆったり運用
5.「仕組」にする
・年金入金口座、生活口座、積立口座、投資口座というように自然にお金が流れる仕組を作っておく
年金お助けBOOK 2008-2009年版
適格年金のやめ方