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ハートフォード・年金ショック

★ハートフォード生命保険の変額年金、11月14日、80%縮減ショックが日本列島を走る。
「達人流セカンドライフのマネー術」を謳い文句に日本国内で5000億円の変額年金を売ったともいわれている。2007年2月から販売してきた「アダージオ3WIN」という変額年金は、積立金が基本保険金額の80%(下限値)以下となり、特別勘定から一般勘定に移行となった。
11月12日に発表の同社のリリースによると、「本日現在9割以上の契約が下限値以下に到達」と報じている。現在、一時金で一括受取の場合は基本保険金額の80%となる。年金受取を選択すると、「一時払い保険料相当額」を15年間で受取ることになる。振り込んだ保険料総額を15年分で利息もなく、受取ることになるわけだ。達人流セカンドライフは、一夜にして、愚人流マネープランになってしまった。

そもそもが、この変額年金は実質的に投資信託の運用であるから、元本割れがあるのは当然であったわけだ。しかし、多くの購入者は「一時払いした保険料だけでも」返ってくれば良いと思っていたのであろうか。
今、一括換金すれば、その80%しか返ってこない。払い込み保険料だけでも良いと思う人は、なんと15年分割で利息なく返金となる。ただし、この15年の間に、同社が経営破綻した場合、残りの期間分は、当然、縮減されて清算されるのが常識と心得ておきたい。

同社の変額個人年金保険は、日本国内の証券会社、メガバンク、地方銀行、信用金庫などを販売窓口に、団塊世代の退職金をターゲットに、達人流の営業で売られてきた。

日経NET11月16日号は、日本のハートフォード生命保険の親会社である米ハートフォード・ファイナンシャル・サービシズ・グループの経営危機を伝えている。
・11月14日に「米財務省に資本注入プログラムへの参加を申請」
・米ハートフォードは「フロリダ州のS&L運営会社を約1000万ドルで買収」。資本注入プログラムに参加し、国家支援を得るために、「貯蓄金融機関(S&L)持ち株会社への移行」
・米金融当局から「11億―34億ドル(約1100億―3300億円)の資本注入を受ける」ことを希望しているようだ。
・「米ハートフォードは保有する金融株の株価下落などで2008年7―9月期決算で26億ドルの純損失を計上、10月には独保険大手のアリアンツから25億ドルの出資を受け入れていた」

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2008年11月18日 06:14に投稿されたエントリーのページです。

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