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ニュージーランドの政権交代

★ニュージランドは労働党から保守、国民党に政権が交代した。8日の総選挙で9年間続いた労働党、クラーク首相は、1990年代に同国が推進した「構造改革」、民営化の行き過ぎをよく修正し、経済の自由化を推進、財政黒字化、累積債務の削減を達成。経済成長率は毎年2%から4%強であったというから、農業が中心の国家としては優等国であった。

とくに、国民貯蓄奨励制度「キウイセーバー」という自助努力型の確定拠出年金制度を導入したように、国民の老後生活の安定強化をめざした政策は先進的であった。
公的年金は税金方式の制度。その上に、全国民が加入できる国民貯蓄奨励制度「キウイセーバー」という確定拠出年金を導入。その制度は、加入時に国からある一定の初期費用が各人に与えられるというユニークな制度である。

新政権を担う国民党キー首相は、大型減税と経済活性化をはかるという。この国民貯蓄奨励制度「キウイセーバー」の拡大も重要な継承政策にするようだ。

朝日新聞11月9日号が伝える政権交代の要因は、「先進国内で先駆けて景気後退局面に入った。・・失業率は5年ぶりの高水準となる4.2%」、「都市の住宅価格は今年に入ってから値下がり」「株式市場も昨年から最高値から4割も値下げ」。クラーク首相が打ち出した「銀行預金の一律保護や雇用確保のための公共事業拡大」を、多くの有権者は「対症療法的な政策」と受け止めたとのことである。

このニュージーランド国民の選択、米国民のオバマ大統領選出につづく政権交代の波は、世界的な同時不況が深まる秋、まずは政治のリーダー交代からはじまる経済再生の一歩となってほしいものだ。

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2008年11月10日 07:32に投稿されたエントリーのページです。

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