★誰もがここらあたりで底を打ってもらいたいと願っているはずの株価である。しかし、10月27日の月曜日、この日も先週に続いて、もうどうにも終わりそうもない暴落市場の様相であった。
日経平均株価は前週末比486円18銭(6.36%)安、7162円90銭で終わる。これは1982年10月7日の7114円64銭に次ぐ株価水準とのことである。同日のニューヨーク株式市場、ダウ工業株30種平均もまた、前週末比203.18ドル安の8175.77ドル。
手仕舞いは脱兎の如くなのか、それともあぶく銭がつきはじめたのか、世界の富裕層と機関投資家(銀行・生保・年金基金など)を顧客にするヘッジファンドの9月の資金流失、現金化が止まらないという。
日経新聞10月27日号が伝える世界のヘッジファンド、9月の資金流失額は、「381億ドル(9月末の為替レートで約3兆9900億円)」。同紙がシンガポールの調査会社ユーリカヘッジの調査として伝える世界のヘッジファンドは「約1万7000社を対象」「9月末の運用資産総額は1兆7872億ドル(約187兆円)」。
恐らく、この約187兆円の数十倍のレバレッジを掛けた運用をしているはずであるから、今後、どこかの暴走ヘッジファンドが自爆すれば、さらに世界の金融危機は深刻な断末魔を迎えることも覚悟しておきたい。
なお、昨年の07年8月3日、本誌ブログでは「市場の不安」というタイトルで暴走ヘッジファンドとサブプライムローン破綻の相関性をとりあげた経済紙「エコノミスト」を紹介した。同紙に「さすが!」と拍手をおくりたい。再掲しておきたい。
http://nenkin.co.jp/lifeplan-blog/news/archives/2007/08/03-060013.php
ちなみに、この日、2007年8月3日、1年前の夏、日経平均株価は「前日終値に比べ113円13銭高の1万6984円11銭」であった。
世界の金融危機、株価の暴落、底を打つのいつか?いずれにしても、暴走ヘッジファンドになんらかのオトシマエがつかない限り、先が見えて来ないというのが金融危機、その真実のひとつのようだ。
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