★米国発の金融危機は、日本の金融機関の破綻に向かうのか?10日、大和生命が破綻。社長の中園武雄氏は05年に日興コーディアル証券の元副社長から招聘された。海外の住宅ローンなどの債務担保保証証券などオルタナティブ、外国株式が資産全体の42.2%というようにリスク運用の結果、という新聞の論調が多く見られる。保険契約の平均予定利率が3.25%と他の生保の平均より高いこともわざわいしたとの論評もある。
他の生命保険会社の資産状況はどうなっているか?今後の金融情報に注意が必要。1997年の日産生命破綻から連続して始まった、東邦生命、千代田生命などの生保の経営破綻を目の当たりにしてきた者としては、いつでも、どこの生命保険会社でも経営破綻は可能性ありと想定しておきたい。
個人が計りえるのは、生保の資産と負債、責任準備金(要約:契約保険金を今時点で全額払うとした場合の現在価格)の財務状況であるが、これが大変わかりにくい。資産に対して責任準備金が上回っているかどうかが、最初の検証ポイントである。ところが、生保の資産そのものが適正に時価評価されているかどうかは、個人ではほとんどわかりようがない。参考までに、朝日新聞10月11日号にある「国内主要生保の有価証券含み損益状況」を引用しておこう。

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