★ザイロー、在職老齢年金を60歳台前半に受けている人はどのくらいの数になるのか?
直近のデータである2006年度社会保険事業年報(社会保険庁)からまとめておこう。
厚生年金の老齢年金受給者は2006年(H18)で1123万人、在職老齢年金受給権者は約190万人。そのうち65歳以上のザイロー受給権者は約61万人、60歳台前半の受給権者は129万人である。
ところが、実際に在職老齢年金を受けている「受給者」は約150万人、うち65歳以上は約59万人、60歳台前半のザイロー受給者は約91万人となる。男性は63万人、女性28万人が働きながら年金を受けている。
60歳台前半の受給権者約129万人、実際の受給者約91万人、その差38万人が「支給停止」にあっていることになるわけだ。しかし、この「支給停止」は60歳以降もそこそこに高い給与をもらっているわけだから、年金で「損」しているかもしれないが社会的には「得」していると考えていいものである。
なお、「支給停止」している年金受給権者から、給与が下がったら、「支給停止」していた期間の年金は一括して受取れるか?停止分は新たに年金額が割り増しされるのか?と質問されることがあった。残念ながら、それはなしである。在職老齢年金は、あくまでも低い給与の「補完」なのである。
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