★「ねんきん特別便」が年金受給者から現役社員に送付が開始されて2ヵ月が経過した。8月28日、日本生活設計主催の「ねんきん特別便」徹底研究セミナーの参加企業、人事担当者から幾つかの質問、相談をセミナー終了後に受けた。
過去の給与・算定基礎届のデータの公開についてである。何社からあったもので、これは企業内でなんらかのルールを構築しないと、「ねんきん特別便」年金受給者からの過去の給与データ照会をどこまで応じるかという問題である。
9月からは、「ねんきん特別便」は会社を通じて一斉配布する企業が多い。さらには、被扶養配偶者である第3号被保険者にも「ねんきん特別便」が来る。
すでに退職した年金受給者から、自身の過去30年間の給与データと算定基礎届の控えの照会と閲覧を求められたようなケースである。こうしたデータを過去30年近くも保管している企業は、一般的には少ないと聞くが、実際は厚生年金基金制度があった企業にはそのデータはある。そこで、年金受給者から求められるままにどこまで「公開」に及ぶか?こうしたデータの「公開」基準をなんらかの形で明確にしている企業は、今のところ、ほとんどないのではないか。しかし、年金受給者や現役社員からすれば、「ねんきん特別便」の精査のために、自身の加入・給与データの公開を求めるのは「当然」なことでもある。要は、企業サイドで年金加入記録データの保管状態を再度確認しておくことにつきるようだ。
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適格年金のやめ方