★当然の業務を怠ってきたツケは余りにも膨大である。社保庁は、7月17日、紙台帳8億5千万件とコンピュータデータとの突合を、10年かけてやることを表明。まず,全国の社会保険事務所にある紙台帳を画像システムにして検索できるシステムを09年度に整備し、年金受給者から順次、記録照合する。そのコストは約2000億円前後とのこと。
今から25年前、O県保険課で行われた管内の社会保険事務所業務課長会議に列席した時である。古参のF課長氏がこのようなことを言っていた。「上(社保庁)は、オンライン化の推進推進と言う。しかし、紙台帳にある膨大な記録とコンピューター記録とどうやって突合するのか、はっきりしたことを上は何も言っていない」。現場の実態を無視したまま進めた結果が今の惨状である。
10年かけ2000億円も費やす年金記録突合。コンピューター突合、ミスマッチの発見までは機械がやってくれる。政治家は「最後の一件まで」と言うが、ここから、紙台帳とコンピューター、どちらの記録が正しいのか、その問題が発生する。その鑑定は社会保険事務所職員に委ねられ、それに国民が不服なら第三者委員会への審査依頼となる。年金記録突合、実際のところ、国民にとっては終わりなき「ねんきん特別便」に付き合うことになるわけだ。
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10年かけて年金記録突合
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2008年07月22日 06:23に投稿されたエントリーのページです。
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