★7月8日の東京株式市場では、日経平均株価は前日比326円94銭(2.45%)安の1万3033円10銭、TOPIXは前日比29.29ポイント安の1283.51。これは08年4月中旬辺りの安値に舞い戻った水準であるという。個人の資産運用、あらためてその判断の難しさに直面している。ここは、個人ができる!資産運用の手法について考えていこう。
確定拠出年金だけで資産配分してもほとんど、分散投資にならない。
ほとんどの多くの企業の確定拠出年金は、わずか毎月数千円から1万円の掛金がいいところであろう。30年積み立てても、元本400万円になるかならないかといった企業型確定拠出年金が大半である。
確定拠出年金と個人の金融資産を「統合した資産配分」計画表を持つことをお勧めしたい。
これはこれで結構やっかいなのだが、やっかいなことをやらない限り、お金は守れない。
これは、また、日本生活設計が現在、企業のDCライフプラン教育のコアでもある。順次、ご紹介したい。
●個人のポートフォリオマネジメント,、ファイブSTEP
1・確定拠出年金の資産配分表を作成する。
2.個人の資産配分表を作成する。
3.確定拠出年金資産配分と個人の金融資産を「統合した資産配分」表を作成する。
4.「統合資産配分」から確定拠出年金、個人の金融資産、それぞれの運用資産の「核」を分散する。
5.「統合した資産配分」の「リスク」の最大額をおおよそ把握しておく。そこから、自ずから「資産全体」の見直しは「必然化」される。
★我が確定拠出年金運運用の惨敗状況からして、今さらながら「資産配分」の大切さを思い知ったわけだ。評価損益率マイナス約16%、現在評価損額約19万円でも、それほど嘆き憤らなくとも済むのもやはり、資産配分のお陰であった。確定拠出年金だけでやる資産配分ではなく、個人の金融資産全体での資産配分からみれば、評価損19万円は十分に回復可能であるからである。
しかし、確定拠出年金の資産配分だけでみれば、この損失の拡大は、自身で決めた「確定拠出年金リスク許容度」=「年間掛金の30%」の範囲に近づきつつあった。故に、臆することなく、ここは損切りと決めたわけである。
個人の金融資産は預貯金、確定拠出年金は年金保険というのが当面の運用コアとしている。老後資金の主要敵はインフレ。当面の物価上昇率1%~1.5%前後と推定すれば、まず、預金と保険で十分と判断。ただし、預金も保険も1年後の解約または保険支給時に「ペナルティーのないもの」が絶対条件でもある。金融機関の言う「長期運用」ほど恐いものはない。
年金お助けBOOK 2008-2009年版
適格年金のやめ方