★派遣会社14,196社の2006年度の売上高5兆4189億円。1999年1兆4605億円から8年間で3.7倍の成長ということになる。派遣料金と派遣社員の賃金を掲げよう。1日8時間換算したものである。派遣26業種のうち一般労働者派遣の派遣料を高い順から並べる。
この表から、次ぎのような計算をしてみると派遣会社の一人1日当りの粗利(実質的に派遣会社の儲け)の推定がつく。
★厚労省職業安定局の「労働者派遣事業の平成18年度事業報告」から派遣26業種の派遣社員数、派遣料(派遣会社が派遣先から受取る売上)、派遣社員の賃金。

例:一般労働者派遣の全体平均額15577円-賃金10,571円-(賃金10571×20%<社会保険料事業主負担率概算>2114円)=粗利2892円
これを一人当たりの月額換算をする。月20日の稼動とすると、派遣会社の売上311,540円、派遣社員の賃金211,420円、派遣会社負担社会保険料42,284円(健保・厚生年金・雇用保険に加入させる場合)、派遣会社の粗利57,836円。100人派遣すれば月約578万円、1,000人派遣すれば月約5780万が派遣会社の潤いとなる。これが適正かどうかはわからない。
派遣社員の賃金水準は賞与がないことから年収200万円から300万円のレンジが一般的ということになる。ただし、恒常的に1年間常用された場合である。
政府与党は、労働者派遣法の改正を考えていると言う。その中で、派遣会社の取り分、マージン率引下げも想定されている。しかし、数%程度の引下げでは、派遣社員の賃金はさほど改善はされないところが、派遣社員にとっては辛い話でもある。
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