★今週は幾つか支援した企業のライフプラン研修で実感したことがある。会社員のライフステージには給与が上がる最後の10年がある。サラリーマン40歳代のライフプラン研修の要諦は、「稼げる10年」を明確にしてもらうことだ。
ところが、多くの40歳代の諸兄は、「この時、人生が決まる!」ことをイメージしていない。日本の企業で大企業と呼ばれる会社は、2000年前後辺りから「年功序列賃金」から「成果実績報酬」になってきたとは言え、報酬のカーブはやはりS字カーブなのだ。
男性は45歳から54歳、女性は35歳から44歳で報酬の頂点をむかえる。その世代を過ぎると着実に報酬は逓減していく「運命」にある。
直近の賃金の基本構造を知るには、厚生労働省「平成18年賃金構造基本統計調査」がある。企業規模別男女の平均的賃金構造のうち学歴・企業規模平均を探ってみよう。
男性30代後半は33万から39万円、45歳から54歳で40万円台から50万円台まで持ち上がるが、55歳からふたたび30万円台に逓減していく。
女性30歳前半は23万円、35歳から44歳にわずかに24万円台に登りつめるが、45歳から30歳前半から20歳代の給与水準に逓減していく。
いずれにしても、男性40代後半から、女性30代後半から、この10年にしっかり稼ぎ、蓄える、準備する人生のメルクマールなのだ。ここをどう生活設計をつくりこむかで、60歳からの「老後」は決まる。

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