★「社会保障財源が今、不足している」「消費税率5%で頑張っている」「だからこれだけ財政赤字を背負っているともいえる」「決断しなければいけない大事な時期だ」「世論がどう反応するか今、一生懸命考えている」と、福田康夫首相は6月17日に、消費税引き上げに一歩踏み込んで「決断の時」と言明。日経新聞6月18日号の「きょうのことば」に「社会保障給付の見通し」厚労省試算が紹介されているので引用しておこう。
●2006年度の社会保障給付の見通し
・年金=47兆円
・医療=28兆円
・介護など=15兆円
<合計=90兆円>
●2011年度の社会保障給付の見通し
・年金=54兆円
・医療=32兆円
・介護など=19兆円
<合計=105兆円>
06年度から11年度で社会保障給付は、約15兆円増大、5年間で約17%増ということになる。ただし、この社会保障給付費は全部が一般歳出予算からの支出ではない。一般歳出からは08年度21.8兆円。社会保障各分野は、個別の特別勘定からの保険料などで賄われ、一般歳出の分は国庫負担分となる。
国民年金の基礎年金は、現在の国庫負担は給付の3分の1、09年度から2分の1に引上げることが法律となっている。その引き上げにともなう金額は2兆3000億円、消費税率1%弱に相当するという。福田首相の「決断の時」、もはや増税への道は待ったなしに追い込まれているのか?
同日、自民党道路族は公共事業予算削減反対、文教族やODA利権族も予算削減反対。政権与党の先生、各々方、気勢を上げる。
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