★一人の女性が生涯に産む子供の数、「合計特殊出生率」は、2007年度、1.34となった。前年比0.02ポイント上昇となったが、新生児数は108万9745人、対前年で2929人減。この数値は、厚労省が6月4日発表した人口動態統計2007年版からのものである。ここから日本の若い夫婦が想定しているライフスタイルの傾向を見てみることはできる。
★女性30歳~34歳が約41万人と、最も出産数が多い。次に25歳~29歳で約32万人。しかし、この世代での出産数合計は対前年で約1万6千人減少。出産年齢は着実に高齢化していて、35歳~39歳で約18万、対前年で1万5千人増となっている。
★日本の戦後(1945年以降)の出生数、合計特殊出生率の推移とともに母たちの年齢別の出生数、06年と07年のデータを掲載する。このデータから我々(男性諸君!)が認識をあらたにしなくてはならないことは、昭和の50年代から現在まで、女性たちは、男や家、さらには国家の都合で「強いられて」妊娠し子を産まなくなったことである。これこそ、日本人が戦後獲得した「自由」のひとつである。若い母達が30代から出産育児に挑戦する姿勢を持ったことは、単なる晩婚化の結果であろうか?すでに妊娠、出産の意思決定は、母達による、母達自身の「選択的出産」の時代になったといえるのではないだろうか。この選択とは産む年齢も、父となる男もその対象になったことを意味している。

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