★厚生労働省は16日、パートなど非正規労働者の国民年金保険料を給与から強制天引きする制度改正を思いついたようだ。国民年金1号被保険者1900万人、うち過去2年間の保険料未納者は約481万9千人。納付率は60%となっている。その中には、厚生年金の適用外となっている非正規労働者(臨時・パート)、約140万人が占めている。この層から強制徴収すれば、納付率改善につながると、またしても、安易な政策立案にあいなったわけだ。
★朝日新聞4月17日号が伝える厚生労働省の思いつき内容は次ぎの5点。
1.未納者約481万9千人の29%の非正規労働者からの国民年金保険料は、企業が保険料徴収の代行責任を負う。
2.パート労働者を厚生年金強制適用にする論議のなかで、社会保障審議会年金部会の企業側代表が国民年金強制徴収に賛意を示した。
3.国民年金保険料の申請免除対象者は、社保庁が保険者決定し、本人の承諾なく強制免除者にする。これは、06年に発覚した社保庁の組織ぐるみの不正強制免除申請を合法化とする。
4.厚労省の社会保障審議会年金部会で本格的論議(政策誘導策)して法律改正をする。
5.こうしたことをやれば、国民年金納付率66.3%を目標の80%に近づけることができる。
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