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プロの運用機関も「ヨソウ」は「ウソヨ」か?

★信託銀行各行が06年度末に行った市場指標の07年度末予想結果を、「年金情報」(08年4月7日号、R&I発行)が掲載している。国内株式相場18,800円~20,500円の予想は、結果12,525円、想定上下レンジを6千円強も下回る。10年国債利回りは、1.4%~2.4%、結果は1.275%、これまた大はずれ。円/ドル相場の07年度末は99.35円であったが、信託5行108円~129円と予想。惨憺たる予想結果であった。やはり「ヨソウ」は逆から読むものなのか?


★今起きている市場混乱を測る意味でも、「年金情報」(08年4月7日号、R&I発行)から一部引用してその予想と実際の比較を見てみたい。市場と運用の奇妙なアブストラクトな相関の絵巻を見るような奥深さを感じるものがある。

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「サブプライムの影響の大きさを見誤った」(同誌・信託各行の反省の弁)こんなに大はずれするようなプロ機関投資家の予想データは必要なのかというと、これはこれで絶対必要なのである。

某年金基金の運用執行理事氏がかってこんな話をしていた。「プロ機関投資家の逆を行けば、経験的には多くが上手く行く。しかし、そうした自分の逆判断で損失を出した場合、『言訳』と『責任』を負うことになるのは自分である。予想がはずれようが当ろうが、プロ機関投資家に任せることによって、自然と『言訳』と『責任』は彼らが背負ってくれる」
これは、ダブルエージェントとしての年金基金の保身術であるが、個人の運用は『言訳』は勿論『責任』もすべて一人が背負う。

個人や企業が、市場指標の予想をなかなか根拠づけられない以上、プロ機関投資家の「視点」は「参考値」としての「道しるべ」となる。勿論、この「道しるべ」は、「この先、熊出没!」と読むか?「極楽あり」と読むか?は、個人の判断に委ねられる。この熊か極楽かの「判断」の「道しるべ」としての役割はあるのである。


※信託各行の07年の予想と結果に詳細は、「格付投資情報センター」(R&I)にお尋ね下さい。
電話03-3276-3434

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2008年04月17日 08:00に投稿されたエントリーのページです。

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