就労条件総合調査結果の概況から、雇用延長制度について見てみる。
一律定年制を導入している企業のうち、勤務延長、再雇用制度を導入している企業の割合を見ると、
企業規模によってはっきり違いが出ていることがわかる。
なんらかの制度を導入している企業の割合は、1,000人以上の企業で98.3%、300人以上1,000人未満の企業で97.4%、100人以上300人未満の企業で96.3%、30人以上100人未満の企業で87.2%と、100人までの小規模の企業を除いては90%台後半の高い数値であり、全体でも90.0%となっており、小規模企業をのぞけば、なんらかの雇用延長制度がほぼ浸透したことが見て取れる。
採用している制度については、企業規模が大きくなるほど、再雇用制度を導入している企業の割合が高い。1,000人以上の規模の企業では「再雇用制度のみ」が90.5%であるのに対し、100人未満の企業では66.2%となっている。その代わりに100人未満の企業では、勤務延長制度(12.7%)、ないし再雇用制度との両制度併用(8.2%)が高い割合を示し、両者をあわせれば20%強の数値となっている。
企業全体での勤務延長、再雇用制度を導入している企業割合の推移を見れば、
2005年97.6%、2006年98.1%、2007年98.4%、2008年98.4%となっており、ほぼ浸透したと言ってよい数値となっている。

資料:厚生労働省「平成20年就労条件総合調査結果の概況」より、日本生活設計が加工
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